- 2011-05-17 (火) 21:26
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週に一度は行く、つるや食堂。
うどん・そばからカレーにオムライス、
冷やし中華もラーメンもある町の食堂だ。
たまに家族連れの客と遭遇するが、
圧倒的に多いのが「おひとりさま」。
先週なんて、先客の4人がすべてひとり客だった。
40代の外国人サラリーマン、50代の女性2人、
そして杖をついた高齢男性。
みんな、二人用のテーブル席の奥に座っている。
わたしも同じように座って
今年初めての冷やし中華を食べた。
高い位置に置かれたテレビをみたり、
新聞を読んだり、
食べることに集中したり。
わたしは必ず『週刊ポスト』と『週刊現代』を読む。
みんな静かに食事をし、
食べ終えると少し休んで
静かに席を立つ。
店は清潔だし、全面禁煙だし、
たいへん居心地がよい。
炭の匂いが染み付いた焼き鳥屋も好きだが、
仕事の合間の食事には
こういう店がいい。
時々、うつわを持参して注文を言い置いていく
高齢の女性も見かける。
あとで届けるようだ。
ひとり暮らしが増え続ける社会では
こんな食堂が欠かせないだろう。
「今日はつるやに行こう」と思うとき、
「さっさと仕事を片付けてビールも飲もう」と思うのだが、
それはなかなか実現しない。