- 2011-04-15 (金) 20:11
- 未分類
少し前の夜。
湯船に浸かりながら物思いにふけっていると、
ピンポーンとインターフォンが鳴った。
さらにドンドンドンとドアを叩く音が。
な、なに!?
慌てて風呂場から飛び出し、
家のなかから耳をすませると、
「おーい!」という声が。
その声は、なんと元夫。
「ど、どうしたん!?」
「何かあったんか!?」
「何かって何が?」
「いや、ヘンな電話がかかってくるし、
電話はつながれへんし・・・」
「電話なんかしてへんけど・・・」
「・・・そうか、わかった。大丈夫やな」
慌ただしく言うと、
ふたたび自転車に乗って去っていった様子。
お風呂に入り直して、
こちらから電話をかけようとしたら
電話がつながらない。
電話代を払うのを忘れていた。
「あらら」と携帯から電話すると、
「何かワーワー言ってる電話が2回続けてかかってきて、
胸騒ぎがしてそっちにかけたらつながらんし、
これは何かあったんちゃうかと気になった」と言う。
「間違い電話ちゃう?
お風呂で静かに原発のこと考えててんけど。
ほんで、電話は電話代払うのを忘れてた」
と言うと、
数秒、絶句。
そして、
「ほんまに、ぜんっぜん変わってへんなあ!!」と言われる。
さらに、
「原発もええけど、電話代ぐらい払っとけよ。
何があるかわからんねんから!」と怒られる。
その後、父親から話を聞いた娘にも怒られた。
「電話代、ちゃんと払いや!」
払ったよっ。