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人間の条件、そんなものない。

社会学者の立岩真也さんが、

『人間の条件 そんなものない』という本を

理論社から出された。

「よりみちパン!セ」のシリーズ。

このなかに、わたしがインタビューして『人権情報ネットワーク ふらっと』

掲載された原稿が収録された。

10年前のインタビューだが、

編集長の清水さんがネットを検索して発掘し、

「ぜひ収録を」と連絡をくださった。

もちろん喜んでお受けして、

おそるおそる「できれば名前を載せてほしい」と打診してみたら

「立岩さんからも「ふらっと」の事務局からもそう言われているし、

もちろんこちらもそのつもりです」と。

いやー、みんないいひとだなー。

名前が載らない仕事も多いので、うれしい。

まして立岩さんのファンとしてはめっちゃうれしい。

この時のインタビューは、よく覚えている。

『弱くある自由へ』という著書を読み、

直接話をききたくて、企画を出したのだった。

そのころ立岩さんは信州大学医療技術短期大学部の助教授だった。

本がぎっしりつまった本棚の奥でのインタビュー。

おぼつかない知識と情報量でのぶしつけな質問にも

ていねいに答えてくださった。

しかしわたしの理解力が圧倒的に足りず、

しまいに禅問答みたいになってしまい、

立岩さんは「大丈夫かいな」と不安に思われたはずだ。

(自慢じゃないが、わたしはよくインタビュー後に

「こんなんで原稿になりますか?」といわれる)

おまけに、当時、話題になっていた宮台真司さんの

援助交際のフィールドワークを引き合いに出し、

「立岩さんは援助交際とかには興味ないんですか?」などと

とんでもない質問までやらかしている。

この時の立岩さんの困った顔までよく覚えている。

(その顔を見て「しまった」と思った←遅すぎ)

ほんまにすいません。

そんなことを思い出しながら

あらためて読み返してみると、

いろいろ思うことがある。

聞き手がしゃべりすぎ。

説明しすぎ。

でも、ていねいに理解しようとはしている、かな。

これからも10年後に発掘されるような原稿を書いていきたい。

と、わたしの思い出話とは関係なく、

いい本です。

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