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ニパフ10

出演する倉田めばさんの紹介で知った。

ニパフとは、日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバルのこと。

今年で17回目を数える。

わたしが観たのは、先週の金曜日(6月11日)。

休憩をはさんで、8人のパフォーマーが登場した。

主催者の霜田誠二さんは毎年、海外からも10人前後のアーティストを招くとのこと。

11日は、メキシコやスロバキア、バングラデシュのアーティストが登場した。

先月は霜田さんのワークショップを受講した人たちの”発表会”を観て、

わたしのパフォーマンス体験はそれがすべてといっていいほどのレベルだが

なかなか濃い体験だった。

エンターテイメントと決定的に違うのは、

パフォーマーには、観る者を楽しませようという気持ちはまったくないということ。

客席に座った時点で、

観客はパフォーマーがつくりだす世界を観ることに同意したものと見なされ、

時にはともに参加することを求められる。

パフォーマーと観客は、

エンターテイメントのように

「楽しませる側」と「楽しむ側」とに分けられるのではなく、

まったく対等な立場で場を共有する。

そして観客は、

さまざまな背景をもつアーティストが

その日その時かぎりのパフォーマンスをつくりだす瞬間に

立ち会う。

まさに、「立ち会う」という感覚だった。

生理的な拒否感があったり、

笑っていいものかどうかとまどったり、

「何がしたいねん」と突っ込みたくなったり、

よくわからないけど圧倒されたりと、

皮膚を突き抜けて内蔵を刺激されるような体験だった。

エンターテイメントは大好きだけど、

パフォーマンスの世界も面白い。

全裸で折たたみ机にからみつくとか、

そこらへんにあるものでひたすら音を出すなんてことを

真剣にやっているひとが

世界中にいるのもそうとう面白い。

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