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働く。

雨が降る月曜の朝。

店のカッパを着て、重いカートを押す。

ここで働き始めて、そろそろ1年。

最初のもくろみからは大幅にずれてしまったものの、

わたしにとってなんだかとても大事な場になっている。

働くということ、仕事ということ、生きるということについて

何とはなしに考えながらからだを動かす。

雨の月曜の朝に、

店のカッパを着て重いカートを押す44歳のわたしは、

すれ違う高校生やサラリーマンたちの目に

どんなふうに映っているんだろう。

と、思ってから気づく。

目に映ることもないんだろう。

通り過ぎる景色のひとつにすぎないんだ、と。

家に戻り、着替えて出直す

わたし自身がそうであるように。

ただ、ここで働き始めてから

働くひとたちの姿がうかびあがって見えるようになった。

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