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『想い雲』 高田 郁

ハルキ文庫 571円+税

『八朔の雪』『花散らしの雨』に続く、時代小説・みをつくし料理帖シリーズ。

大坂に生まれ、幼い頃に水害で両親を亡くし天涯孤独になった澪。

料理屋「天満一兆庵」に奉公人として引き取られ、主に見込まれて料理を学ぶ。

度重なる不幸で一兆庵が店を閉じた後、女将とともに江戸へ。

料理屋「つる屋」の女料理人として、さまざまな難問にぶつかりながら成長していく・・・。

つい先日、作者の高田さんとライター・島﨑今日子さんとのトークショーがあり、

執筆の裏話や作中の人間関係の行方など聞いたこもあって

今まで以上に面白く読んだ。

澪のほのかな恋心もいいけど、わたしが一番グッとくるのは

幼なじみで今は吉原で太夫となっている野江とのかかわり。

互いに思い合いながらも会えない二人が、

紋日の喧噪に紛れ、遊女たちに守られながら一瞬の邂逅を果たす場面に号泣。

この二人の友情というか、相手への「思い方」がものすごく好きなのだ。

今から石橋へ行かないといけないのでくわしくは書けないが(何じゃそら)。

今回から巻末に、物語に登場する料理のレシピがつく。

梅土佐豆腐、ふっくら鱧の葛叩き、ふわり菊花雪・・・

誰かつくってくれないかな(えっ)。

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