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2010-05

人と響き合う。

昨日はココルーム企画の「美術館へ行こう」に参加。

常連さんやスタッフ、数日前にたまたま店の前を通りかかり、

常連のNさんと意気投合したという東京の写真家さんなどなど

総勢12名でサントリーミュージアムに出かける。

スコーンと抜けた青空のもと、スタッフのさやかちゃんが作ってくれた

お弁当をみんなで食べる。

ほとんどが初対面なのに、さりげなく気遣いあいながら

遠慮もせずにちらし寿司をぱくつく。

日雇い労働をするひと、仕事を探しているひと、仕事がヒマなひと、

産後休暇を終えてぼちぼち復帰するひと、フリーで仕事をするひと、

いわゆる仕事はしていないひと・・・

雰囲気も仕事も生活もてんでばらばらで

話もかみ合っているような、いないような。

なのに「楽しいねえ」「よかったねえ」と、みんな笑顔になる。

美術館で今やっているのは「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」という企画展で

細かく区切られた部屋には、実にさまざまな作品がそれぞれの世界をつくっていた。

それはそれで面白く、1時間たっぷりと遊んだのだが

たまたまこの日に集まった12人のなかでも

たしかに何かが響き合ったようで

それが謎かけのような現代アートとリンクして

今もわたしのなかで何かと何かが共鳴している。

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「ふろいこか〜ラジオ」第2回

ちょこっと参加している、銭湯を勝手に応援するプロジェクト「ふろいこか〜」。

インターネットラジオは毎月26日の「風呂の日」に公開です。

第2回目の今回は京都市伏見区の宝湯さんで収録されました。

「ふろいこか〜ラジオ」

草食でも肉食でもない、脱力系の男性3人が繰り広げる銭湯ラブなトークもさることながら、

後半に登場するおかみさん、

その名も初音さんがやわらかい京都弁で語る、

お風呂屋さんの日常がとってもすてきです。

「人間洗濯機」もラッキー植松さんのポストカードもある宝湯さんへも、ぜひ。

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「Alive 瀬奈じゅんコンサート」

昨年12月にタカラヅカを退団した、

元月組トップ・瀬奈じゅんのコンサートに行ってきた。

一昨年、仕事でインタビュー原稿を書き

ゲネプロを何度か観るうちにどんどん惹かれ、

去年の『エリザベート』で完全にはまったという、

あまりにも遅咲きなファンだ。

それでもサヨナラ公演でのソロのダンスにまたまた心を奪われ、

退団後も追いかけようと決めていた。

3ヶ月の休養を経て、新たな第一歩となったコンサートは

タカラヅカ時代からのファンへのサービス精神あふれた構成だった。

というか、実際のところ現在の彼女のファンといえば

すなわちタカラヅカの男役スター・瀬奈じゅんのファンなのだから当然だ。

前半はファンのリクエストで構成したメドレーで、EXILEやジャニーズ、平井堅などの

ヒット曲を唄いながらパワフルなダンスを披露。

中盤はタカラヅカ時代の彼女の代表作品のメドレー。

真紅のサテンのスーツ姿にソフト帽といういでたちで登場したときは

オペラグラスで食い入るように見ながらにやけてしまった。

いやー、もうほんっとに最高にかっこいい。

印象的だったのは、タカラヅカの舞台を思わせる衣裳で登場した時のこと。

レースとドレープがたっぷりで、後ろから見ればどこぞの公爵夫人だが

正面から見るとスカート部分がなくてパンツにロングブーツという不思議な衣裳。

男役の声で「男前」な歌を唄いながら舞台を動き回る彼女に

デコラティブなドレスはなんとも重たげで

それがまるで今の彼女を象徴しているようにも見えて興味深かった。

サヨナラ公演のショーのワンシーンを思い出す。

コートやストール、ロングブーツと、ひとつひとつ脱ぎ捨て

シンプルなシャツとパンツ、そして素足で踊る瀬奈じゅんからは

舞台に生きていく覚悟が伝わってくるようだった。

「タカラヅカでやるべきことはやり尽くした。

これからの自分を見ていてほしい」という思いが

全身から発せられているようにも感じた。

そして、瀬奈じゅんは舞台に帰ってきた。

もうひとつ、印象的だったのが今回のコンサートのためにつくられたオリジナル曲、

『Alive』の歌詞。

「わたしはわたし、ジェンダーの壁を超えて わたしらしく」というくだりがあった。

前半と終盤の2回唄ったので、

彼女自身も気に入っている歌なのだと思う。

タカラヅカというとても限られた、

けれど完成された世界で男役を極めた瀬奈じゅんが

外の世界でどう「ジェンダーの壁を超えて」いくのか。

とても楽しみだ。

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『婦人公論』6/7号

特集「40代からのキレイは無理せず手に入れたい」で、

医学博士・青木皐さんの「美顔づくりは「菌」を味方につけよう」という

原稿をまとめました。

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働く。

雨が降る月曜の朝。

店のカッパを着て、重いカートを押す。

ここで働き始めて、そろそろ1年。

最初のもくろみからは大幅にずれてしまったものの、

わたしにとってなんだかとても大事な場になっている。

働くということ、仕事ということ、生きるということについて

何とはなしに考えながらからだを動かす。

雨の月曜の朝に、

店のカッパを着て重いカートを押す44歳のわたしは、

すれ違う高校生やサラリーマンたちの目に

どんなふうに映っているんだろう。

と、思ってから気づく。

目に映ることもないんだろう。

通り過ぎる景色のひとつにすぎないんだ、と。

家に戻り、着替えて出直す

わたし自身がそうであるように。

ただ、ここで働き始めてから

働くひとたちの姿がうかびあがって見えるようになった。

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「風と木の詩」 竹宮恵子

『風と木の詩』を読み終えた。

リアルタイムで読んだのは中学1年から2年にかけてだった。

2年のときに同じクラスになったヤスダミチコちゃんは

この漫画の大ファンだった。

中3の春にわたしが転校したあとも何度か文通したなあ。

顔や文字まで久しぶりに思い出した。

今、どうしてるのかな。

それはともかく、「今だからわかること」ってあるんだなと、あらためて思う。

中学生のわたしには、この作品はよくわからなかった。

たしか次作の『地球へ・・・』にはすっかりはまって、映画も初日に観に行ったが。

(でも内容はさっぱり覚えていない。これも再読だー)

今回、再読してみると、心が震える場面がいくつもあった。

容赦ない時間の流れのなかで、ほんの一瞬、きらめくもの。

すくい取ろうとしても決してすくい取れず、

あっという間に流れ去ってしまう。

けれど、それを目にしたひとには永遠に忘れられない光。

ボーイズ・ラブというひと言では表せない、圧倒的な作品だと思ったり、

よけいなことは考えず、この世界に身をまかせればいいんだと思ったり。

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「スカーレット・ピンパーネル」 宝塚月組

18世紀末のフランスが舞台のお話。

フランス革命後、問答無用で次々と断頭台に送られていく貴族たちを

イギリス貴族のパーシーがスカーレット・ピンパーネルを名乗り

救い出す冒険活劇。

2008年の初演(安蘭けい主演)と合わせて3回観たが、毎回楽しめる。

愛し合って結婚したはずの2人が、結婚式の夜からすれ違ってしまういきさつ。

トップスターのコミカルな演技や、背中が大きく曲がったスパイ役との二役、そして早変わり。

ずっと耳に残る、フランク・ワイルドホーン作曲の歌。

とまあ、楽しめる要素がてんこもりの「ザ・タカラヅカ」なスカ・ピンだが、

今回の再演を観て思ったのだが、もっとも「おいしい」のは

革命政府の公安委員・ショーヴラン役だ。

厳しい生い立ちを背景に、理想に燃えて立ち上がって革命に加わったものの

次第に暴走を始めるリーダーたちに翻弄される。

パーシーの妻、マルグリットはかつての恋人であり

今も忘れられずにいる。

何不自由なく育ち、どこまでも前向きで屈託のないパーシーへの

嫉妬と憧憬と反発が入り混じった屈折した思い。

真っ直ぐなあまり視野が狭く、パーシーにいいように転がされる不器用さ。

実際にいたらめんどくさくてしょうがない男だが、

タカラヅカで男役が演じると、これがまあ萌える萌える。

キンキラキンのイギリス貴族たちのなかで、

上から下まで真っ黒な制服に三色旗をたすき掛けといういでたちも健気でキュンキュン。

パーシーはもちろんかっこいいけど、結局は貴族。

金も力も栄誉ももっている。

それにくらべてショーヴランはどうよ。

なーーんにももたずに生きてきて、最後はパーシーに

あろうことかスカーレット・ピンパーネルに仕立て上げられちゃうのよっ。

あたしゃ、パーシーとマルグリットの「2回目の結婚式」なんかより

上官のもとに送り返されたショーヴランの行く末のほうが気になっちゃったわよ。

(まさか、スカーレット・ピンパーネルとして断頭台へ!? ひー)

初演では、安蘭けいよりもショーヴランを演じた柚希礼音に「やられた!」と思ったが、

今回でわかった。

ショーヴランは男役を男役として光らせ、成長させる役なのだ。

実際、久しぶりにタカラヅカを観たという友人2人は

口を揃えて「ショーヴランがよかった〜」と言っていた。

まあ、「だから何なんだ」って話ですけどね。

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雨の水曜日。

今日は人探しで明け暮れた。

電話をかけたり、かかってきたり。

なんにもできなかったような気がするが、

あとになって、一気に何本もの線が結びつく瞬間もある。

もちろんむなしくバラバラと散ったままのこともあるけど。

テンションのあがらないまま、日が暮れた。

今から「詩の学校」。

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漫画ざんまい。

2日続けて5時間睡眠で、もう限界。

午後の取材から帰るなり、気絶するように1時間半も寝てしまった。

今、ようやく目が覚めた@19時過ぎ。

寝不足の理由は、5時半起きの早朝仕事と寝る前の漫画だ。

仕事仲間に借りた『風と木の詩』が面白いの何のって。

10代の頃にも読んだけど、約30年ぶり(どんだけー)の再読に

すっかりはまってしまった。

何を今さらという感じだが、

竹宮恵子さん、すごすぎる。

この後は萩尾望都の『ポーの一族』を貸してもらう予定で

(こちらもひさしぶりの再読!)

わたしのほうは吉田秋生を読んだことがないという彼女に

『BANANAFISH』『YASHA』などなどを貸し出す予定。

よしながふみの『大奥』『きのう何食べた?』なんかも。

いやー、漫画ってほんとにいいですね〜。

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「ワークショップ」て何やねん。

昨日は、NPO法人スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク(SSHP)の

総会と学習会。

スタッフでありながら、この一年ほとんど活動に参加できず。

というか、自分がどんな形で活動に参加できるのかを

考えるともなく考えているうちに過ぎてしまった一年だった。

反省。

ところで、こうした活動の柱のひとつにワークショップがあるが、

わたしはこれがどうにも苦手だ。

今まで20回はいろいろなワークショップ(おもに人権関係)に参加してきたけど、

正直言ってしんどいことのほうが多かった。

ワークショップ自体がというより、

わたしはどうもワークショップに参加する人やファシリテーターなる人が苦手なのだ。

20回以上参加してみて、やっとわかった。

わかったときには大の苦手になっていた。

だいたいさ、ワークショップって「断りにくい」よね。

共生とか人権とか、なんか「もっとみんながよくなること」について考えようというときに

「わたしは参加したくない」って断りにくい。

でも、わたしは限定された時間や枠のなかでそういうことを考えたくない。

それから、わたしは知らない人とふれ合うのも苦手だ。

握手させたり背中をさすりあったりさせるファシリテーターがいるけど

そういうのが生理的に苦手な人はどうすればいいのかな。

そういうことにまったく想像が働かない、もしくは「そんなこと気にしない気にしない」と

言ってしまえるとしたら、もうワークショップの前提そのものが崩れてると思うけど。

20回以上参加したと書いたが、

「たかが20回」でもある。

本当に考えが深まるワークショップがあるかもしれない。

そして必要なのかもしれない。

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