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2010-04

理想的家族というファンタジー 『週刊金曜日』

本日発売の『週刊金曜日』憲法特集号に

「理想的家族というファンタジー」という原稿を書きました。

天皇、皇太子、秋篠宮、それぞれの夫婦が過去5年間に応じた記者会見、コメントで

語られた言葉から天皇家という「家族」のありかたを考えました。

一読すると頭がクラクラするほど愛と思いやりにあふれた言葉が並んでいますが、

じっくり読むとツッコミどころ満載です。

というわけで、恐れ多くもツッコミをいれてみました。

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いつか会いたかった人だけど。

姜尚中という名を初めて見たのは、

今はなき『噂の真相』だった。

サイズといい内容といい、お風呂で読むのにピッタリの雑誌だった。

表紙にご本人の顔をバーンと打ち出した『在日』が売れて

わたしの周辺にもファンが増えた。

在日二世として生まれ育つ過程での苦悩と葛藤が

インテリジェンスな筆致で書かれているのに加えて、

ルックスは大きな決め手(!)だったと思う。

某大物フェミニストのパーティに招かれた時は

姿を現した彼に会場がどよめいたとかどよめかなかったとか(どっちやねん)。

フェミニストだって男前が好きやねん。

わたしの「いつか会いたい人リスト」でも上位にあった姜さま。

でも、『アエラ』で「愛の作法」なるタイトルの連載を読むたびに

その熱は冷めてゆく。

まずタイトルからしてどうかと思うよ。

「愛の作法」て。

そしてそこで語られるのは、車であり芸術であり・・・。

今週は、「細川家から学ぶ「不易流行」の力」。

元首相の細川護煕さんにインタビューしたそうで、

700年続く細川家が財力にものを言わせて(とは書いていませんが)、

大量の美術品や古文書を収集、保存してきたことや

高度な情報収集能力で権力を保持してきたことを語り、

「細川家の文化力というのはいまで言うインテリジェンスの役に立ったのです」と持ち上げる。

挙げ句に、

「そのためなのか、細川家は不思議なことに700年間、一度も戦災にあっていないそうです。

(中略)

韓国から熊本に渡ってきたわたしの実家は細川家の菩提寺の近くで、

細川家700年の持続力をもらって生きてきたのかもしれませんね」だって。

へーーーーーー。

ド庶民のわたしにはまったく理解できない理屈である。

この連載で、わたしの心にもっとも残っているのは

彼が自分の息子に中学受験させようとしたとき、

それを知った、障がいのある子どものいる知人女性から

「自分の子だけは”いい環境”で育てたいということなのか」と問われたというエピソードだ。

(その記事が今は手元にないため、表現は正確ではありません)

その言葉が堪えたと書いてあったが、結局どうなったんだろう。

わたしは、「姜尚中」に真っ直ぐに問いかける、その女性がいいなと思った。

というわけで、

会う前に愛は終わってしまったというお話でした(え?)。

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なぜ人は歌い、踊り、演じるのか 『BeFLAT』

なぜ人は歌い、踊り、演じるのか 〜「芸能」の起源について考える

『BeFLAT』

一昨年、『必殺仕事人2009』の番組本を作ることになり、

しばらく太秦の撮影所に通い、撮影の密着取材をした。

その時、つくづく「どうして人間はこんなけったいなことをするんだろう」と思った。

わざわざ架空の生活空間をつくり、違う人間になりすまし、ありもしない物語を

大真面目に演じるなんてことは、もちろん人間しかやらない。

そして、秒単位で役者としての自分と架空の人物との間を

行ったり来たりする役者さんたちを見ながら、

「この人たちは自分とは違う世界を生きているんだ」としみじみ思ったりもした。

いつから、なぜ、人間はこんなことを始めたんだろう。

そんな疑問から始まってスタートした企画の2回目。

沖浦和光先生に、噛んで含めるように教えていただきました。

『BeFLAT』は読者層を10代に設定しています。

ちなみにこの企画は3回完結で、

最終回のテーマは「悪所と大衆の芸能」の予定です。

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空組とタカラヅカ。

今日は「劇団空組」の男役3人と団長、

後援会長とOさん、わたしとでタカラヅカ観劇。

幕間はロビーで撮影大会、

終演後は舞台衣裳を着て写真を撮ってもらう「ステージスタジオ」で大興奮。

空組のトップ男役のあきちゃんは

今日の演目『スカーレット・ピンパーネル』の主人公、パーシー。

2番手のゆかちゃんは

パーシーの敵役、ショーブラン。

そして3番手のよしみちゃんはなぜか『ベルばら』のアンドレ。

その似合うことといったら、もう。

貧血起こしかけたわー。

空組トップ男役、あきちゃん。

た、たまらん。

2番手のゆかちゃんはシャイでやさしい。

3番手のよしみちゃんをプラスして、空組男役の揃い踏み。

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在庫一掃

ダンゴ状態になっていた数本の〆切りと校正をどうにかクリアして

ひさしぶりにのんびりした週末。

ニットやマットや布団カバーやらをとにかく洗ってスッキリ。

久しぶりに銭湯にも行ったし、

掃除も少しできたし、満足満足。

と言いつつ、手持ちの仕事がはけちゃうと

不安になるのがフリーランスの悲しいサガ。

次の企画を動かしていかないと

再来月の生活が苦しい。

さーて、気持ちも新たにまたがんばりまっしょい。

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「ふろいこか〜」ラジオ始まる。

銭湯好きが勝手に銭湯を応援するプロジェクト「ふろいこか〜」の

インターネットラジオが始まりました。

「ふろいこか〜ラジオ」

妙齢の男性3人がビミョ〜なギャグを交えながら

銭湯の魅力を語ります!

それはさておき(さておくのか!?)、

今回の録音場所でもある大阪阿倍野の天明湯のおかみさんの

おしゃべりがとっても素敵です。

「こんな話が聴きたい」「こんな銭湯を紹介してほしい」

「そんなギャグはいらんねん」といったご意見もよろしくお願いします。

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無題

一週間って早いなあ。

でも一日一日はけっこう濃密。

こまめに思考と気分を切り替えながら、

合間にタカラヅカと空組のDVDを観て

小説や漫画も読みつつ、

乗り切っている。

ほんま、目を酷使してる。

明日の締め切りを無事クリアできれば、

一息つける予定。

来週こそは眼科に行こう。

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『さくら』西 加奈子著

2005年に出た本で、けっこう話題になったらしい。

単行本を人に借りたのだが、何しろ帯がすごい。

「ただの感動じゃないらしい」

「素晴らしい本でした」

「この本はほんとうに人を幸せにしてしまう力をもっている」

「この本の感動は、ほかの本と決定的に何か違う」

ほんとに、余計なお世話だと思う。

わたしはひねくれ者なので、これだけで読む気がなくなる。

『通天閣』を読んで面白かったから、それでも読んだけど。

「感動」を求めて本を読む人が、そんなに多いのかな。

文句はこれぐらいにして。

なんだか、今までに経験したことのない(あくまでわたしにとって)感覚の小説だった。

一歩間違うと嘘くさくなるばかりの表現が、

すんなりこころに流れこんでくるような。

たとえば、こんな感じ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「明日も雨や。」

そんな言葉は、何か不吉な呪文みたいに僕らの心を暗くしたし、

父さんが時折つくため息は、僕らの周りからきらきらした空気を

全て持って行ってしまうような気がした。

(316ページより引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ね?

しかも舞台は関西で、登場人物の会話はベタな大阪弁だ。

それが不思議とまったく違和感がない。

何もかも順調だった5人と1匹(サクラという名の犬)の家族。

少しずつ何かがずれ始め、

ずれからひびが生じて

やがて深い亀裂となってバラバラになってゆく。

救いようのないできごとが積み重なった挙げ句、

それぞれの見た目もありようも、

かつての非の打ちどころのないような家族からはかけ離れた姿になるけれど

たがいにゆるしあい、受けいれあっていく。

いやもう、たしかに泣きましたとも。

ほかの作品も読んで、この人の不思議なちからを

もっと感じて考えてみたいと思う。

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さて。

友人に子どもが生まれた。

企画がひとつ通った。

連休は楽しい予定がたくさん。

お気に入りの漫画がひとつ増えた。→『8月のライオン』羽海野チカ

えーやん、えーやん。

絶好調やん。

と、自分を鼓舞する週末。

さて。

んまい中華でも食いに行くか。

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どよ〜ん。

探していた本がすぐ見つかった。

探していた取材相手が見つかった。

探していた某アンケートが見つかった。

今日は探し物が次々と見つかった、とってもいい日。

しかーし。

昨日、資料を探しに行った本屋さんで見つけた本を一気読みして

どよ〜んとした気分になる。

『出会い系のシングルマザーたち 欲望と貧困のはざまで』

鈴木大介著 朝日新聞出版 1100円

タイトルだけでどよ〜んとするわな。

うーーーーーーん。

AV女優のインタビュー集を読んだときも、こんな気分だった。

もうちょっと考えて、消化して、何か書くかもしれない。

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